「Bitgetの口座は作ったけれど、どうやってお金を入れればいいの?」——海外取引所を初めて使う方が最初につまずくのが、この入金のステップです。Bitgetは日本円の銀行振込に対応していないため、国内取引所とはひと味違う準備が必要になります。
この記事では、2026年8月時点の情報をもとに、Bitgetで使える入金手段の全体像、もっとも失敗しにくいおすすめルート、国内取引所からの具体的な送金手順、そして初心者が特に注意すべきポイント(ネットワーク選択・トラベルルール・テスト送金)を、順を追って解説します。
Bitgetの入金手段は3つ|全体像を把握しよう
Bitgetへの入金方法は、大きく分けて次の3つです。まずは特徴を比較してみましょう。
| 入金手段 | 手数料の目安 | 反映スピード | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 仮想通貨入金(国内取引所から送金) | 送金手数料のみ(XRPなら数十円程度)。Bitget側の受取手数料は無料 | 数分〜数十分 | ほぼ全員におすすめの基本ルート |
| クレジットカード購入 | 数%程度と割高 | 即時〜数分 | とにかく急いで少額を用意したい人 |
| P2P取引(ユーザー間売買) | プラットフォーム手数料は原則無料(価格差あり) | 相手の対応次第 | 取引に慣れた中上級者 |
日本在住のユーザーにとって現実的なのは、圧倒的に「仮想通貨入金」です。カード購入は手数料が重く、P2Pは個人間のやり取りゆえのトラブルリスクがあるため、初心者のうちは選ばないほうが無難です。
おすすめの入金ルートは「国内取引所→XRP送金」
仮想通貨入金の中でも、コストとスピードのバランスが良いのがXRP(リップル)を使ったルートです。XRPは送金手数料が数十円程度と安く、着金も数分と速いのが特長です。Bitgetに届いたXRPは、取引所内でUSDTなどに交換してそのまま取引に使えます。
「最終的にUSDTで取引したいから」と国内でUSDTを買って送る方法もありますが、USDTを扱う国内取引所はまだ限られています。XRPなら主要な国内取引所のほとんどで購入できるため、まずはXRPルートを覚えておけば十分です。
なお、後述するトラベルルールの影響で、国内取引所によってはBitget宛ての送金ができない場合があります。2026年8月時点では、bitFlyer・bitbank・SBI VCトレード・BitTradeなどはBitget宛ての送金に対応している一方、CoincheckやGMOコイン、BITPOINTからは送金できないという情報が複数の比較サイトで報告されています。口座を新しく作るなら、Bitget宛て送金に対応した取引所を選ぶとスムーズです。
口座をまだお持ちでない方は、先にBitget側で入金アドレスを確認できる状態にしておきましょう。
国内取引所からBitgetへ送金する手順
ここでは、国内取引所で買ったXRPをBitgetへ送る流れを説明します。他の通貨でも基本の流れは同じです。
- 国内取引所でXRPを購入する——販売所より取引所形式(板取引)のほうがコストを抑えられます。
- Bitgetで入金アドレスを表示する——Bitgetアプリの「資産」→「入金」からXRPを選び、表示された「入金アドレス」と「タグ(メモ)」の両方を控えます。XRPはこのタグが必須です。
- 国内取引所で送付先アドレスを登録する——出金(送付)メニューでBitgetのアドレスとタグを登録します。この際、送付先として「海外取引所(Bitget)」「本人宛て」といった申告項目の入力を求められるのが最近の標準です。
- まず少額でテスト送金する——いきなり全額を送らず、最低送付数量に近い少額を送って着金を確認します。
- 着金を確認してから残りを送る——Bitget側の資産画面に反映されたら、残りの金額を同じアドレス宛てに送金します。
- Bitget内でUSDTなどに交換する——着金したXRPを「変換(コンバート)」や現物取引でUSDTに替えれば、入金作業は完了です。
送金前に必ず確認したい3つの注意点
1. ネットワーク(チェーン)選択のミスは資産喪失につながる
仮想通貨の送金では、通貨だけでなく「どのネットワーク(ブロックチェーン)で送るか」の選択が重要です。たとえばUSDTにはERC-20(イーサリアム)、TRC-20(トロン)、BEP-20(BNBチェーン)など複数のネットワークがあり、送る側と受け取る側で違うネットワークを選ぶと、資産が届かず取り戻せなくなる恐れがあります。送金前に、国内取引所側の送付ネットワークとBitget側の入金ネットワークが完全に一致しているか、必ず確認してください。XRPの場合は、アドレスに加えて「タグ」の入力漏れが典型的な失敗例です。
2. トラベルルールで「送れない組み合わせ」がある
日本では2023年から、送金者・受取人の情報を取引所間で通知する「トラベルルール」が施行されています。国内取引所は通知システムとしてTRUST(bitFlyer・Coincheckなど)とSygna(GMOコイン・bitbank・SBI VCトレードなど)のいずれかを採用しており、両システムに互換性がないことや各社の運用方針の違いから、海外取引所宛ての送金可否は取引所ごとにバラバラです。前述のとおり、2026年8月時点ではCoincheck・GMOコイン・BITPOINTからBitgetへは送金できないとされています。対応状況は変わる可能性があるため、送金前に必ず利用中の取引所の公式サイトで最新の送付可否を確認してください。
3. 少額テスト送金を習慣にする
送金手数料を惜しんで一度に全額を送るのはおすすめしません。アドレスやタグの入力ミス、ネットワーク選択ミスがあった場合、失うのはその送金分すべてです。初回は必ず少額で試し、着金を確認してから本送金する——この一手間が、あなたの資産を守る保険になります。
よくある質問
Q1. Bitgetに日本円を直接入金できますか?
できません。Bitgetは日本円の銀行振込に対応していないため、国内取引所で仮想通貨を購入して送金するか、クレジットカードで仮想通貨を直接購入する形になります。コスト面では国内取引所からの送金が有利です。
Q2. 送金したのにBitgetに反映されません。どうすればいいですか?
まず国内取引所の送付履歴でTxID(トランザクションID)を確認し、ブロックチェーンエクスプローラーで送金状況を調べましょう。承認数(コンファメーション)が足りないだけなら待てば反映されます。最低入金額未満だった、タグを入れ忘れた、ネットワークを間違えたといった場合は、BitgetのサポートにTxIDを添えて問い合わせてください。
Q3. 送金にかかる時間はどれくらいですか?
通貨とネットワークの混雑状況によりますが、XRPなら通常数分程度で着金します。ビットコインは承認に時間がかかるため数十分〜1時間以上かかることもあります。急ぎの入金にはXRPなど着金の速い通貨が向いています。
まとめ
Bitgetへの入金は、「Bitget宛て送金に対応した国内取引所でXRPを購入→Bitgetへ送金→USDTに交換」が基本ルートです。送金時は(1)ネットワークとタグの確認、(2)トラベルルールによる送金可否の事前チェック、(3)少額テスト送金の3点を守れば、大きな失敗はまず避けられます。手順自体は一度経験すれば難しくありませんので、この記事を見ながら落ち着いて進めてみてください。
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